はじめに
個人的に最近船舶関係の株を見る機会が多くなった。商船三井、日本郵船、川崎汽船などが2021年の9月ごろ爆頭したのは記憶に新しい。その他に、海外に目を向ければ、2021年の前半では、スターバルク($SBLK)やダナオス($DAC)などばら積み船やコンテナ船の株が上がった。
コロナの自宅待機の影響で人々はアマゾンをはじめとしたネット通販を利用。その結果、物流需要が上がってコンテナが上がる。その後、経済再開により、製造業などで使用される資源物流の需要が上昇。これらが主要因だと筆者は(ネットなどを漁って)結論付けている。申し訳ないがソースはよくわかってないので、話半分に聞いて欲しい。
ただ、ふと立ち止まると、船の種類をチャンポンにしている自分に気が付く。皆さんは、コンテナ船やばら積み船の違いが分かるだろうか?恥ずかしながら私は知らなかった。
たまたまだが、某国立大学2018年地理第2問の問題でも『オメーら船の種類しってっか?』って問題が出題されていたようだ。(※あくまで個人的主観です。もちろん筆者は問題を解いてません。)
これを見たからとかそういうわけではないが、どこかで腰をお付けて考えないといけない。そんなことから、(自分の為に)船の種類についてザックリまとめておこうと思った。ほぼ個人的備忘録である。(はじめにの部分は正直読み飛ばしてもらって構わない。(笑))
船の種類
船舶の種類は個人的には、以下3種類程度に分類される。
- コンテナ船
- ばら積み船
- タンカー船
以下では、各船のざっくりした特徴とどう違うのかを運ぶもので分けて示していきたい。
コンテナ船
コンテナ船は、以下に示すようなコンテナ(cargoというらしい)という箱をいっぱい積んだ船のことだ。主にバナナや電化製品をはじめとした物流運送の為に使われる船である。
大体いろいろなものをコンテナ船は運ぶ。人々が購買欲などを出せば、自然と物流は活発になる。コンテナ船の需要はそのような時に活気づくと基本的に理解できる。
個人的には、学生時代に男2人で見た大阪南湾の工場夜景を思い出す。夜のコンテナに人の欲望と美しさに色気を感じた。(※あくまで個人的趣味趣向です。)
ばら積み船
ばら積み船は、石炭や鉄鉱石、穀物など、原材料を運ぶときに使用される船である。以下写真がばら積み船の写真だが、イマイチどこで運んでいるのか分からない。分からない人はこの動画の4:36あたりを見てほしい。『結構むき出しで原材料運んでるやん。』っていうのが分かると思う。
余談だが、石炭や鉄鉱石を使うのは製鉄業や火力発電業などになるわけだ。つまり、製造業が活況になると、これらばら積み船の需要も上がることになる。
勿論穀物需要も上がれば、これもばら積み船の需要増加要因になる。
タンカー船
タンカー船は、以下に示すような船のことを言う。タンカーは、主に天然ガスや原油(石油)など資源を輸送している。
タンカー船は、運ぶものが資源であることが多い。つまり、エネルギー需要に影響を受けやすいものになる。(特に最近風当たりの強い火力発電やで!!)
エコ叫ばれる昨今であるが、原油/天然ガス価格が上がると輸送費が上がったりするようである。エコムーブメントで今後淘汰されるのかは個人的に見ものであると思ったりする。
以下が石油タンカー。
以下がLNGタンカー(天然ガスタンカー)。個人的になんか凹凸を見るとエロく見えてしまいます。(黙れ。)
おわりに
個人的に需要別/運ぶもの別にそれぞれの船の種類を分類してみた。どうだっただろうか?
意外とまじめに考える機会が少ない海運だが、存外自分たちの生活にかかわっているので、それぞれの整理の一助になったら嬉しい。
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